乾燥肌はワキガの臭いを強くする

わきが用デオドラントを見ると、やたらと保湿が重要と言っていますよね。この保湿、実はわきが臭を抑える上でとても重要な役割を持っているのです。

 

わきが臭は、夏場の暑い時期や、冬場の厚着によってかいた汗が原因で起こります。また、脇の下はムレやすい場所でもあり、とてもジメジメしています。

 

だったら、脇の下を乾燥させれば臭いは消えるのでは?と思いますよね。ですが、これが実は大きな落とし穴なのです。

 

脇の下が乾燥すると、ワキガの原因菌が繁殖する

ワキガの臭いは、脇の下のムレや汗で濡れた状態で強くなります。そのため、できるだけ汗を拭いてムレさせないことは重要です。

 

脇の下を乾かすことは、ワキガの臭い菌を減少させることに繋がります。常在菌は脇から出るアポクリン汗をエサとして繁殖するため、脇の下を清潔に保ち、ムレさせないようにすれば、細菌が繁殖できないのです。

 

しかし、これは一時的なもので、乾燥状態が続くと、逆に菌が増えてしまいます。

 

乾燥状態が続くと皮脂が増える

「脇の下を乾燥させる→菌を減らす→臭いが消える」というのは間違ってはいません。しかし、乾燥させ続けると、肌が「脇の下が乾燥している!保湿しなきゃ!」と危機感を覚え、皮脂をたくさん出すようになります。

 

これは、冬に起きがちな顔のトラブルと同じです。乾燥肌なのにテカっていたり、乾燥しているのにオイリー肌というような、インナードライ状態が、脇の下でも起こるのです。

 

つまり、脇の下を乾燥させれば臭いは減りますが、逆に今度は皮脂が増えるため、すぐに臭ってしまうのです。(無意味…。)

 

それどころか、皮脂が増えることで臭いは余計に強くなります。わきが臭の原因となるアポクリン汗には、皮脂やタンパク質が多く含まれており、常在菌(ワキガの原因菌)のエサとなります。

 

肌が乾燥し、皮脂が増えれば、同じようにエサが増えることになりますので、臭いは強くなります。

 

また、臭いを消すために、頻繁にデオドラントシートを使ったり、こまめに制汗スプレーするのはNGです。肌が荒れて乾燥するため、それを防ぐために皮脂がたくさん出ます。

 

あなたが普段臭いを抑えるためにやっていることが、実は全くの無意味だったということもあるのです。

 

では、これを防ぐためにはどうすればいいのか。答えは簡単です。脇の下の保湿が有効です。

 

保湿とムレの違い

乾燥状態が続き、皮脂が増えてしまうインナードライ。インナードライを防ぐには、徹底的な保湿が重要です。

 

ここで間違えてはいけいのが、保湿とムレの違い。保湿とは、肌に水分を保持させることで、肌をしっとりさせることです。ムレとは、ジメジメしていて、脇の下に空気が篭っている状態です。

 

保湿は、肌に潤いを与え、適切な水分を持たせることですので、肌にとって良いことです。しかし、ムレは、水分が多すぎる状態で、雑菌の繁殖を手伝います。

 

ワキガの原因菌を繁殖させ、臭いがかなり強くなります。冬に厚着をして汗をかくと、とっても臭くなりますよね。これも蒸れのせいです。

 

また、肌をしっかり保湿すると、サラサラします。保湿=濡れている状態と考えてしまいそうですが、実は、保湿することで肌はサラサラになるのです。

 

赤ちゃんの肌って、サラサラしていますよね。これは肌の水分量が多いからです。しっとりした状態は、まだ万全ではありません。脇の下がサラサラになるぐらいまで保湿できると、ワキガ臭も比例して弱くなります。

 

デオドラントの保湿の重要性

ワキガで乾燥肌の場合、保湿成分の入ったデオドラントが有効です。

 

ノアンデやラポマインなど、保湿に優れたデオドラントを使い続けることで、臭いを効果的に抑えることができます。

 

保湿化粧品との違うところは、除菌成分や臭い予防成分の有無です。保湿効果の高いデオドラントには、ワキガの原因菌を殺菌する成分や、臭いを予防する成分が入っています。

 

デオドラントを塗り、さらに脇の下に保湿化粧品を塗るというのは効果的ではありません。お互いが混ざり合い、効果が減ってしまうためです。

 

脇の下の保湿には、保湿成分が入ったデオドラントを選びましょう。

 

保湿成分が入ったデオドラント

保湿成分が入ったデオドラントの数はそう多くはありません。薬局で売られているものはほとんどがスプレータイプやシートタイプで、保湿はしてくれません。

 

保湿力が高いデオドラントクリームの見分け方

  • クリームタイプ
  • 保湿成分が入っている
  • 天然由来の成分が入っている

 

クリームタイプ

肌にしっかりと密着し、保湿力を高めてくれます。保湿といえばジェルと思うかもしれませんが、脇の場合はムレやすい場所なので、ジェルタイプよりもクリームタイプの方が保湿に向いています。

 

塗ってから、すぐにサラっとするデオドラントは質が良いです。先ほどもお話しましたが、しっかり保湿されると、肌はサラサラになりますので、塗ってサラサラになるのは良い証拠です。

 

保湿成分や天然由来成分が入っている

一番重要な項目です。保湿力に優れたデオドラントクリームには、保湿成分が含まれています。

 

天然由来の成分を使うことで、肌へのダメージが少なく、乾燥肌でも問題なく使うことができます。

 

乾燥肌の人には向いていないデオドラント

乾燥肌を自覚している人にはオススメできないデオドラントがあります。

 

クイックダッシュ

 

当サイトのデオドラント人気ランキングにたまーに入るクイックダッシュというデオドラントがあるのですが、これは乾燥肌の人には向いていません。

 

というのも、あれは思春期の学生さんに向けたデオドラントだからです。

 

年齢が若い内は肌の保湿力も高いため、とにかく効き目だけを重視しているからです。

 

効果はかなり良いのですが、保湿成分などは含まれていません。また、成分がかなり強力なものを使っているので、肌が弱い人や乾燥肌の人には向いていないというデメリットもあります。

 

同じ理由で、市販されているデオドラントシートやデオドラントスプレーもおすすめできません。肌へのダメージが大きく、皮脂が増えて臭いが増加してしまいます。

 

乾燥肌の人に向いているデオドラントクリーム

乾燥肌の人に向いているデオドラントは、クリームタイプで、天然由来の成分が入っていて、保湿力の高いものです。それを満たすのが、私も使っているノアンデというデオドラントです。

 

 

保湿力が高く、塗ってすぐにサラっとします。

 

天然由来成分は、ワレモコウ、柿タンニン、ヨクイニン、シャクヤク、緑茶エキスなどが入っています。

 

わきが臭への効果も高く、朝塗って夜までOK。汗にも強いので、流れる心配はまずありません。