中学生・高校生のわきが手術の危険性

当サイトに来てくださっている方の中には、中学生や高校生でわきが手術を考えている人もいます。実際に「中学生でワキガの治療って受けられるんですか?」という質問や、「もう少し待つべきでしょうか?」と相談を受けることもあります。

 

結論からいうと、わきが手術は待つべきだと思います。若いうちから手術を受けることにはとても大きなデメリットがあり、今後の生活に大きな影響が出てくる可能性があるからです。

 

⇒わきが手術は超危険!?知られざるデメリットとは

 

時期が難しい

まず時期の問題があります。わきが手術は日帰りで受けることもできますが、包帯で脇の部分を固定しなければならないため、いつもどおりの学校生活を送ることができなくなります。

 

土日に手術を受けても、その後3日〜1週間ぐらいは包帯で脇を固定するので、ワキガの手術を受けたことが誰かにバレてしまう心配もあります。

 

手術の失敗が起こりやすい

さらに大きな問題が手術の失敗です。ワキガの手術はどんな治療法を使っても失敗の可能性はあるのですが、若い人のわきが手術は特に失敗の可能性が高くなります。

 

ここでいう手術の失敗とは、臭いが消えなかったり、皮膚の引きつれが起きたり、再手術のことです。

 

臭いが消えない可能性

成人以降のわきが手術に比べて、中学生や高校生のわきが手術は臭いが消えにくいです。その理由は、汗腺が完全に発達していないため、目視の手術で取り残しが起きてしまうからです。

 

現在最もメジャーな治療法となっている剪除法は、ワキガの原因となるアポクリン汗腺を目で見て取り除いていくわけですが、汗腺が小さいとどうしても見逃してしまいます。

 

⇒剪除法とは

 

汗腺の見逃しがあると、治療後数日経っても臭いが消えなかったり、数年後にワキガが再発する可能性が高くなります。中学生や高校生ではまだ体が発達途中ですので、体の成長とともに汗腺も成長していくと、ワキガ臭も復活してしまうのです。

 

皮膚の引きつれ

さらに、臭いだけでなく体にも異変が現れることがあります。成長期で体が大きくなるような時期に脇の手術を受けると、皮膚の引きつれが起こりやすくなります。

 

すぐに慣れてしまえば問題ないのですが、手術前の状態に戻るまでにかなり時間がかかったという人もいますし、最初は多少の違和感が残りますので、手術を受けるタイミングを考えなければいけません。

 

大人になってからなら体の大きさが変わることもほとんどありませんよね。そのタイミングで手術を受ければ皮膚の引きつれも起きにくくなりますし、万が一違和感が残ったとしても、学校生活のように激しい運動をすることもありませんので、そこまで支障をきたすことはないでしょう。

 

再手術を受けることが多い

以上のことから、若いうちに手術を受けても再手術を受けることになるケースが少なくありません。大人になってからもう一度治療を受けることになれば、費用も2倍かかりますし、傷跡も大きくなったり、皮膚の黒ずみが強く残ってしまいます。

 

何よりも、手術を受ける本人の負担が大きくなってしまうので、わきが手術を受けるなら1度で終わらせたいところです。中学や高校は人生の中で最も重要と言える時期ですから、ここで失敗するのはもったいなさ過ぎます。

 

ですから、まずはデオドラントでしっかり対策して大人まで乗り切って、それから手術を考えても遅くはないと思います。

 

ワキガを本気で隠す、本気で克服するというのであれば、わきが用のデオドラントを使いましょう。薬局に売っているものではダメです。効果が長持ちしなかったり、汗に弱かったり、完全に臭いを消すことができないので、ワキガ用に作られたデオドラントクリームを使うようにしましょう。

 

⇒中学生のわきがに向いているデオドラントの選び方