わきが手術の年齢制限

自分の子供のワキガに気付いた時、すぐにでも手術させてあげたいと思うはずです。自分が子供の頃に悩んだり、イジメられたり、友人関係にヒビが入ったりと、ワキガのせいで色々大変だったと思います。

 

実際、子供には同じ目に遭ってほしくないという気持ちから、小さいお子さんにわきが手術を受けさせたいと相談する人はたくさんいます。

 

ワキガの手術には年齢制限が無いので、クリニックでワキガが認められれば手術してもらうことは可能です。しかし、子供のわきが手術は色々なリスクやデメリットがあるので、できれば自分で判断して手術を受ける方がいいと思います。

 

子供のわきが手術

ワキガ治療のクリニックには、親子で手術を受けに来る人もいます。年齢もバラバラで、小学校低学年ぐらいの子から、中学生ぐらいの年齢の人まで様々です。

 

先程も書いたとおり、わきが手術に年齢制限はありませんから、手術をうけることは可能です。しかし、若い内に手術をすると、後々後悔することもあるので慎重に考えて欲しいところです。

 

再発の可能性が高い

まずひとつ目の問題は、汗腺がまだ大きくなっていないということです。ワキガの原因であるアポクリン汗腺は、成長期に大きくなり、思春期頃からニオイが強くなる傾向があります。

 

ワキガをしっかり治療するなら、汗腺が大きく育ってからでないと、再発の危険性があります。

 

ワキガの手術では、医師が実際に目で確認しながら汗腺を取り除いていくのですが、汗腺が小さいとどうしても見逃しが起こってしまいます。

 

高校生ぐらいになれば汗腺は大人のサイズになっているので再発の危険性はありませんが、まだ体の成長が終わっていない小学生や中学生ぐらいの時期では再発のリスクがあるので、手術は最適ではありません。

 

取り残された汗腺は、体が成長するとともに大きくなり始めるので、ワキガ臭が再び強くなるのは当然です。そうなれば2度、3度と治療を受けなければならないので、本人にとっては大きな負担になりますし、メリットよりもデメリットの方が目立ってしまいます。

 

傷跡の問題

ワキガが強くなる時期は、ちょうど思春期とぶつかります。そのため、体の変化が大きな悩みに繋がることもあります。

 

子供がワキガをそこまで気にしていないなら、親御さんは無理やり手術を受けさせる必要はないと思います。

 

手術をすれば傷跡が残ってしまいますし、高校生になれば誰でも生えている脇毛が生えないというデメリットもあります。女性なら傷跡が気になってしまいますし、男性なら脇毛が気になってしまうので、自分の意思で手術を受けるまでは待ってみてもいいと思います。

 

親御さんとしては、イジメや引きこもりの心配があると思いますが、ニオイだけならデオドラントでも十分に対策できますから、いきなり手術に踏み切ってしまうのは早過ぎると思います。

 

当サイトでは、各年齢に応じたオススメのデオドラントを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

⇒ワキガ専用デオドラントの選び方

 

ミラドライを受ける子供が増えている

最近は食事が欧米化し、カロリーが高いものや脂っこいもの、甘いものなどを食べることが多くなりました。そのためか、日本人のワキガ人口も増加傾向にあると言われています。

 

また、最近は第二次性徴を迎える年齢が低くなっており、昔は中学生ぐらいだったのが現在は小学校低学年から体に変化が現れる子もいます。

 

それに伴って、ワキガの発症が低年齢化しています。思春期の体臭というページでも書いた通り、普通は中学生〜高校生でワキガが強くなるのですが、小学生で汗腺が大人のように発達する子も出てきています。

 

そういう子供に向けて、低年齢向けの治療を推奨しているクリニックもあります。特に人気があるのがミラドライです。

 

⇒ミラドライのメリットとデメリット

 

ミラドライは1回の施術で30万円前後かかってしまう高額な治療法ですが、傷跡が残らないのでお子さんや女性人気です。

 

ですが、実際に口コミを見てみると、ミラドライで失敗したという人の声をたくさん聞きます。ピリピリした痛みが取れないとか、臭いが全く変化しなかったという口コミが結構目立っていたので、100%信用できる手術ではないと言えます。

 

ミラドライを推奨しているクリニックでは、「ワキガが必ず治ります!」と書かれていることもありますが、アポクリン汗腺を取り除くわけではないので必ず治るとは言い切れません。本当に治したいのであれば、アポクリン汗腺を取り除く手術を受けましょう。

 

小さいうちからわきが手術を受けるのは、リスク的にも今後の将来的にもあまりおすすめできません。まずはワキガ用のクリームを使い、経過を見ながらワキガ対策をしていくのがいいと思います。