男性よりも女性のほうがワキガになりやすい

ワキガになったら男性も女性も悩んでしまいますが、実は男女でワキガになる確率が違うんです。

 

ワキガになる確率と言うと誤解を与えてしまうかもしれませんので先に説明しておきますが、ワキガの原因であるアポクリン汗腺の有無に男女差はありません。男性も女性も同じ確率でワキガ体質になります。

 

しかし、ワキガ体質だからといってワキガ臭を発するわけではないんですね。ワキガ体質というのは普通の人よりもアポクリン汗腺が多いだけなので、実際に臭いがしない場合もあるんです。

 

⇒ワキガになる原因とは?なぜわきがになるのか

 

この「臭いがしないケース」というのに男女の偏りがあるんです。同じワキガ体質の男女で比べてみると、男性よりも女性のほうがワキガ臭を発生させる確率が高いことが分かっています。

 

男性よりも女性のほうがワキガになりやすい4つの理由

  • アポクリン汗腺の数が多い
  • 女性のほうが皮下脂肪が多い
  • 女性ホルモンが汗腺に作用する
  • 甘いものがワキガになりやすくなる

 

アポクリン汗腺の数

女性は男性に比べてアポクリン汗腺が多いので、そもそもワキガ体質になりやすい傾向があります。

 

皮下脂肪の量

また、一般的に男性と女性では皮下脂肪の量にも差があります。

 

男性は女性に比べて筋肉量が多いですよね。対して女性は男性よりも皮下脂肪の量が多いんです。

 

皮下脂肪はアポクリン汗腺を刺激し、汗腺の活動を強める働きがあります。汗腺の活動が活発になるとワキガ臭の原因になるアポクリン汗が大量に分泌されるようになるため、臭う確率が高くなり、臭いも強くなります。

 

女性ホルモン

女性ホルモンも汗腺を刺激する原因になります。そもそも女性は分泌物の量が多いという特徴があるため、汗や皮脂が男性よりも出やすいんですよね。

 

アポクリン汗もそうですが、エクリン汗(普通の汗)や皮脂も臭いの元になります。エクリン汗に含まれる僅かな塩分と皮脂腺から分泌される皮脂は菌の繁殖を促してしまうため、臭いやすくなります。

 

ワキガで悩む人の割合は圧倒的に女性のほうが多い

ワキガ体質になる確率は男女共に同じぐらいで、ワキガになる確率は女性のほうがわずかに高いです。では、ワキガに悩む人の数はどうだと思いますか?

 

ワキガで悩んでいる人の数は、圧倒的に女性のほうが多いんですね。

 

というのも、男性よりも女性のほうがニオイに敏感だからです。女性は化粧ムダ毛処理など、男性よりも見た目にかなり気を使っています。体臭もそのうちの一つで、女性はできるだけ体臭を隠そうとします。

 

普通の人でも体臭予防のデオドラントをこまめに塗り、香水をつけていますよね。それぐらい女性は体臭に恐怖を感じていることが分かります。

 

一方男性はというと、多少汗臭さを消す程度の対策しかしていないのではないでしょうか?香水をつけたり、こまめにデオドラントシートで脇を清潔にする男性は少ないと思います。何もせずそのまま出かける人のほうが多いですよね。

 

このように男性と女性の間では、体臭に対する意識レベルに大きな違いがあります。

 

では、そんな男女がワキガになったらどうでしょうか。普通の人でも異常なまでに体臭予防をしている女性がワキガになってしまったら絶望的ですよね。悩みも相当深刻になります。

 

男性がワキガになっても同じように悩みますが、自分のワキガに気付かない人が非常に多いんです。女性のように普段から体臭を気にすることがないので、まさか自分がワキガになっているとは思わないんです。

 

これが男性と女性で悩む人の割合に差がある理由です。実際、わきが治療に訪れる人の割合は圧倒的に女性のほうが多いようです。やはり、悩む人も多ければ治療したいと思う人も多いんですね。

 

ワキガの人に遭遇する確率は男性の方が多い

ワキガになる確率は女性のほうが多いものの、町中でワキガの人に出会う確率が高いのは男性です。

 

男性は自分のワキガを自覚していない人が多いため、それだけワキガ対策をしている人が少ないんですね。

 

女性は男性に比べて体臭を徹底的に対処する傾向があるため、街でワキガ体質の人に出会ったとしてもニオイに気付くことはあまりないと思います。それ以上に、「あの人香水つけすぎでクサイなぁ」とか、「洗剤のいい香りがする!」と思うことのほうが多いのではないでしょうか?

 

ただ、これらはあくまでも傾向や割合の話です。当たり前ですが、女性でもニオイ対策をしていなければワキガ臭を周囲にばら撒くことになってしまいますし、男性だからといってニオイ対策をしなくてもいいわけではありません。